国内公募投資信託の7月末時点の純資産総額(残高)はQUICK資産運用研究所の推計で161.03兆円(前月末比4.37兆円増)となり、4カ月ぶりに160兆円台を回復した(図表1)。ファンド本数は5925本(同9本増)だった。 内訳をみると、上場投資信託(ETF)の残高は60.79兆円(前月末は59.60兆円)に増加し、60兆円を上回った。国内株式相場の上昇が寄与した。7月の日経平均株価はザラ場中に一時2万8000円を回復、月間では1408円(5.3%)高になった。日銀によるETFの買い入れは一度もなかった。月間で買い入れがないのは昨年12月以来で、今年に入ってからは初めて。 一方、...
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