国内株式で運用する投資信託は、7月に641億円(推計値)の資金流出超に転じた。2021年9月以来、10カ月ぶりとなる。6月は1000億円超の資金流入超だった。日経平均株価が月間で1000円以上値上がりし、日経平均に連動するインデックス型(指数連動型)のファンドを中心に利益を確保するための売りが出たとみられる。 国内公募の追加型株式投資信託(上場投資信託=ETFを除く)のうち、国内株式型(QUICK独自の分類)を対象に設定額から解約・償還額を差し引いて7月の推計値を算出した。前回資金流出超だった21年9月も日経平均が上昇局面で、一時3万670円と約31年ぶりの高値を付けていた。
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