【日経QUICKニュース(NQN) 鎌田旭昇、北原佑樹】2022年上期(1~6月)の日本株の最大の買い手は「事業法人」だった。多くの企業が自社株買いを発表し、日本株は米国株に比べ相対的な底堅さを演出した。自社株買いの発表は「足元の株価水準が割安だ」という企業から投資家へのメッセージとなり、株価を押し上げる例が多い。ただ、実際に買い進めているかどうかは企業によってまちまちだ。
■実施する企業、しない企業
3月期企業の決算発表がある4~5月は、自社株買いの取得枠の設定が最も集中する。ニッセイ基礎研究所の森下千鶴研究員によると、東証株価指数(TOPIX)構成銘柄が同期間に設定した取得枠は計4兆1...

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