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クボタ(6326) 販売・業績は回復に向かうと予想。トランプ関税はリスク要因

QUICK企業価値研究所アナリスト 柊宏二(2025/03/19)

・サマリー
 企業価値研究所は同社の25/12期連結営業利益を3000億円(前期比5%減)と予想。アジアの販売回復の継続を見込む一方、欧州や北米トラクタの販売停滞の継続、インフレによるコスト増加等を見込んだ。会社計画(営業利益2800億円)は保守的とみる。トランプ政権の関税強化は業績のリスク要因になるとみる。26/12期、27/12期の販売・業績は回復に向かうと予想。アジアの販売続伸や欧米での販売回復等による機械部門の伸長に加え、水・環境部門の伸長も見込む。会社の総還元性向の目標は40%以上で50%を目指す。24/12期は増配予定で自己株取得も実施。総還元性向は高水準が続く見込み。

・アナリストの投資判断 ~来期以降の業績織り込み徐々に回復を予想
 株価は昨年来軟調で25年も一進一退が続く。当研究所の25/12期予想PERは約11倍。セクターや同社の過去5年の平均を下回る。今期減益の見通しや関税の懸念等が当面株価の重荷となる可能性も。ただ、中期的な業績成長期待等を踏まえると割安感があり、株価は来期以降の業績回復を織り込み徐々に回復に向かうと予想。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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著者名

柊 宏二

チーフストラテジスト

投資戦略担当、マクロ経済・米国株担当、銀行・機械セクター担当

 

【プロフィール】

一橋大学経済学部卒業。三和銀行(現三菱UFJ銀行)に入社後、銀行系シンクタンクの三和総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)に出向しマクロ経済調査に従事。銀行に復職し企業再生などの業務担当を経て、06年に当社入社。金融セクターや製造業(機械中心)の調査に加え、投資戦略、マクロ経済、米国株などを担当。顧客向けセミナー・研修・勉強会講師の実績多数。

 

日本証券アナリスト協会検定会員

日本証券アナリスト協会ディスクロージャー研究会 銀行評価実施アナリスト


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