国内公募投資信託の9月末時点の純資産総額(残高)はQUICK資産運用研究所の推計で154.98兆円(前月末比7.13兆円減)となり、160兆円割れとなった(図表1)。ファンド本数は5908本(同10本減)だった。 内訳をみると、上場投資信託(ETF)の残高は3.26兆円減の57.89兆円となり、60兆円を下回った。9月は日経平均株価が月間で2154円(7.7%)安となるなど、国内株式相場の大幅な下落が響いた。日銀は3カ月連続でETFの買い入れを見送った。 ETF以外(MRFを含む)の投信残高は3.87兆円減の97.09兆円となり、100兆円の大台を割った。世界の金融市場が大荒れとなり、...
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