国内公募投資信託の11月末時点の純資産総額(残高)はQUICK資産運用研究所の推計で162.92兆円(前月末比0.30兆円増)となり、2カ月連続で増加した(図表1)。ファンド本数は5880本と前月末より8本減り、2016年2月(5876本)以来の低水準だった。 内訳をみると、上場投資信託(ETF)の残高は62.08兆円(前月末は61.06兆円)となり、約1兆円増加した。11月は日経平均株価が月間で381円(1.4%)高、東証株価指数(TOPIX)は56ポイント(2.9%)高となるなど、国内株式相場の上昇が寄与した。日銀は5カ月連続でETFの買い入れを見送った。なお、日銀が11月28日...
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