【QUICK Market Eyes 加治屋 雄基】米企業の業績悪化懸念がくすぶっている。米ファクトセットが18日発表したリポートによると、アナリストが予想するS&P500種株価指数企業の一株利益(EPS)は2023年の第1四半期(主に1~3月期)が前年同期比0.6%減、第2四半期(主に4~6月期)が0.7%減となる見通し。22年6月末、9月末時点ではプラス圏の成長率が見込まれていたが、インフレや金融政策の正常化、景気減速が鮮明になるにつれて成長見通しが切り下がっている。
22年第4四半期(主に10~12月期)のEPSは3.9%減が予想されている。同指数のEPSが3四半期連続で前年を下回...
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