アセットマネジメントOneは24日のプレスリリースで、「たわらノーロード」シリーズ8本の実質信託報酬を引き下げると発表した。変更は4月7日から。
引き下げとなるのは、シリーズ内で純資産総額(残高)が最大の「先進国株式」をはじめ、「日経225」、「バランス(8資産均等型)」など。特に「先進国株式」は引き下げ後の実質信託報酬が年0.09889%(税込み)と、「SBI・先進国株式インデックス・ファンド<愛称:雪だるま(先進国株式)>」の年0.10220%(同)を下回り、業界最低水準の低コストとなる。「日経225」も引き下げ後は、「PayPay投信 日経225インデックス」と並ぶ年0.14300%(同)の運用コストとなる。
今回引き下げを発表した8本は全て積み立て型の少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象商品。2024年1月に開始する新NISAに向け、各運用会社で信託報酬の引き下げや低コストファンドの設定が相次いでいる。アセットマネジメントOneは今回の引き下げについて、「投資家の皆さまの資産形成への更なる貢献を目指し決定した」と説明。同社は3月30日に、「たわらノーロード S&P500」を新規設定し、同分類で業界最低水準となる年0.09372%(同)で運用を始める予定だ。