国内公募の追加型株式投資信託(上場投資信託=ETF=を除く)で純資産総額(残高)2位の「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」が、5カ月ぶりの分配金支払いを決定した。
同ファンドは、成長性が高いと判断される米国株式に投資するアクティブ型(積極運用型)で、毎月決算を行い、決算期末の前営業日の基準価額の水準に応じて分配金が決まる予想分配金提示型。4月決算の基準価額は1万444円だった。基準価額が1万1000円未満の場合、分配金額を「基準価額の水準等を勘案して決定」する方針としており、今回は1万口あたり100円の分配金を支払った。
直近1年間(2022年5月~23年4月)の分配金支払い実績は700円だった。3月末時点の過去1年間の「分配金健全度」は0%と、支払った分配金の全額を元本の取り崩しでまかなっていた。