アライアンス・バーンスタインが運用する「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」の4月の月間資金流出超過額は255億円となり、過去最大を更新した。
2014年9月に設定され、主に米国のグロース(成長)株に投資する海外株式型ファンド。20年春のコロナショック後に好成績をあげたことや、高い分配金の支払いなどで人気を集め、21年12月には、設定後最大となる月間1498億円の資金流入を記録したこともある。
22年以降は運用成績が伸び悩んでいることや分配金の減額などで資金流入ペースが徐々に鈍化し、23年1月には約4年ぶりに資金流出に転じた。4月の決算では5カ月ぶりに分配金を支払ったが、4カ月連続での資金流出となった。