インベスコ・アセット・マネジメントが運用する「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)<愛称:世界のベスト>」の純資産総額(残高)が設定後初めて5000億円を突破した。19日の残高は5015億円。昨年後半以降、高い水準での資金流入が続いており、残高増加につながった。
同ファンドは日本を含む世界の株式の中から、「成長・配当・割安」にこだわって厳選投資する。1999年1月に設定され、運用期間が20年を超えるロングセラーファンド。
19日時点の1年リターン(分配金再投資ベース)は25.3%のプラス。直近4月23日の決算では1万口あたり150円の分配金を支払った。2017年1月以降、毎月150円以上の支払いを続けている。4月末の月次レポートによると、国別組み入れ比率の上位は、米国が42.9%、次いで英国が14.6%で、この2カ国で過半を占める。組み入れ業種は、金融、情報技術、資本財・サービスなど多岐にわたり、組み入れ銘柄数は46銘柄。複数の国へ分散する投資手法や、高分配などで人気が高い。