【QUICK Market Eyes 川口 究】米国の景気後退見通しを撤回する動きが相次いでいる。米長期債主導で長短金利の逆転(逆イールド)には底打ち感が強まる。半面、金利の上昇は米債券に対して過去20年で最も割高となった米株式相場にとっては逆風となる。日経平均株価は長期期金利が上昇した6月以降、バリュエーションの拡大が一服している。ドローダウン(最高値から最安値までの下落)を引き起こしかねない、ダウンサイド・カタリストの行方を注視したい。
■米株は米債に対し過去20年で最も割高、決定的なダウンサイド・カタリストは不在?
従来は緩やかな景気後退を予想していた大手米金融機関の1社は米国経...

有料会員限定記事
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題