三菱UFJアセットマネジメントが運用する「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の純資産総額(残高)が1兆5000億円を突破した。11日の残高は1兆5106億円。4月14日に1兆円を突破してから半年足らずで5000億円を積み増した。
同ファンドは低コストで人気の高い「eMAXIS Slim」シリーズの1本で、先進国と新興国の株式で構成される株価指数「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)」の値動きに連動する投資成果を目指すインデックス型(指数連動型)。
国内公募の追加型株式投資信託(上場投資信託=ETF=を除く)の中では同じシリーズの「米国株式(S&P500)」が残高トップで、同ファンドは3番目の大きさ。インデックス型では2番目の大きさとなる。
11日時点の年初来リターンは24.29%のプラス。好調な運用成績や、主にネット証券を経由した堅調な資金流入が残高増加につながった。