【日経QUICKニュース(NQN) 末藤 加恵】2日の東京株式市場で日本製鉄(5401)株は軟調に推移した。1日に2024年3月期(今期)の連結純利益(国際会計基準)の見通しを上方修正したが、上期の好調が背景で、下期は逆に鋼材市況の悪化を織り込む内容とあって、先行きを警戒した売りに押された。中国景気の減速による市況低迷が鮮明となるなか、株価は調整色が強まりつつある。
「大げさでなく未曽有の危機的な市場環境」――。森高弘副社長が1日に開いた決算記者会見でこう発言し、投資家は驚きをもって受け止めたようだ。今期2度目の上方修正にもかかわらず、2日の株価は売りが先行した後も下げ幅を広げ、一時は4%あ...
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