国内公募の追加型株式投資信託(上場投資信託=ETF=を除く)のうち、バランス型投信(QUICK独自の分類)の純資産総額(残高)ランキングの首位が交代した。2024年1月5日時点で、セゾン投信が運用する「セゾン・グローバルバランスファンド」の残高が4209億円となり、アセットマネジメントOne「投資のソムリエ」の残高4203億円をわずかに上回り首位に立った。
月末ベースでは、「投資のソムリエ」が23年12月末まで2年4カ月のあいだ残高首位を維持していた。同ファンドは22年4月以降、月次ベースで資金流出が続き、23年の1年間(1月~12月)は941億円の資金が流出した(推計値)。一方、「セゾン・グローバルバランスファンド」は1年リターンがプラス21.01%と運用成績が好調なことに加え、継続的な資金流入が残高増加につながったとみられる。