楽天投信投資顧問が運用するインデックス型(指数連動型)の「楽天・全米株式インデックス・ファンド<愛称:楽天・VTI>」の純資産総額(残高)が初めて1.5兆円を突破した。10日の残高は1兆5007億円。2023年6月20日に初めて残高1兆円の大台に乗ってから1年足らずで5000億円を積み増した。
同ファンドは米バンガード社が運用する上場投資信託(ETF)を投資対象とするインデックスファンドシリーズの1本で、「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」を通じて米国の株式に投資する。今年からスタートした新NISA(少額投資非課税制度)の対象となっており、国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)のうち、インデックス型では4番目の大きさ。
10日時点の1年リターンは47.17%のプラス、年初来の資金流入額は521億円だった。好調な運用成績や高水準な資金流入が残高増加につながった。