三菱UFJアセットマネジメントが運用する低コストのインデックス型(指数連動型)ファンド「eMAXIS Slim」シリーズの純資産総額(残高)が合計で10兆円を突破した。15日の残高合計は10兆601億円だった。今年3月28日に残高合計が9兆円を超えたばかりで、わずか1カ月半で1兆円を積み増した。
同シリーズは「業界最低水準の運用コストを目指す」というコンセプトでコスト意識の高い個人投資家から人気を集めている。なかでも「米国株式(S&P500)」と、オルカンこと「全世界株式(オール・カントリー)」には新NISA(少額投資非課税制度)の開始とともに大量の資金が流れ込み、残高増加のペースが加速した。なお、同日に「米国株式(S&P500)」は初の残高4.5兆円超えとなった。