FOLIO(フォリオ、東京・千代田)は16日、同社が提供している投資一任サービス「SBIラップ」が初めて1000億円を突破したと発表した。同社は人工知能(AI)を活用した資産運用サービスや「4RAP」という投資一任サービスの基盤システムを提供している。
2022年3月にSBIラップの第一弾となる「AI投資コース」をSBI証券で開始し、野村アセットマネジメントの運用戦略を活用した「匠の運用コース」、SBI新生銀行とIFA(独立金融商品仲介業者)のFanが運営する投資信託相談プラザ向けの「SBIラップx(クロス)」とサービスを拡大してきた。その合計残高が24年5月に1000億円を突破した。
これらのサービスを含め、FOLIOが運用および投資助言する残高は5月10日時点で1500億円を超えた。
◇「SBIラップ」運用資産残高1000億円を突破(16日付のプレスリリース)
◇運用および投資助言残高が1500億円を突破(13日付のプレスリリース)
(QUICK資産運用研究所 近藤拓人)