野村アセットマネジメントが運用する「野村インド株投資」の純資産総額(残高)が2018年8月以来、約5年10カ月ぶりに5000億円台を回復した。4日の残高は5014億円。
同ファンドは、インド企業の株式を収益性や成長性、バリュエーション(投資尺度)などで選別して投資する。4日時点の1年リターン(分配金再投資ベース)は45.06%のプラスだった。高成長が続くインド経済を背景に、基準価額の上昇が残高増加につながった。
なお、インド下院の総選挙で与党の議席数が大幅に減少するとの見通しから、4日のインド株は急落したが、市場価格が同ファンドの基準価額に反映されるのは本日5日。