三井住友トラスト・アセットマネジメントが運用する「J-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)」は17日の決算で、1万口あたりの分配金を65円から55円に引き下げた。分配金の引き下げは2008年10月以来、およそ16年ぶり。
同ファンドは日本の不動産投資信託(J-REIT)に投資する毎月分配型。17日時点の純資産総額(残高)は3254億円で、国内公募の追加型株式投資信託(上場投資信託=ETF=を除く)のうち、国内REIT型(QUICK独自の分類)では一番の大きさ。
同社は17日付のファンドレポートで減額の理由を、「足元でJ-REIT市場が軟調に推移したことや分配金の支払いなどにより基準価額が下落傾向にあり、分配金支払による基準価額押し下げへの影響度合いが高まっている。継続的な分配を行っていくために、見直しが必要と判断した」と説明している。
なお、J-REIT市場の動向については、「主要都市で地価が上昇し、割高や割安を評価する指標面では歴史的な割安水準にあるなど、今後の回復余地が大きい」との見解を示した。
◇三井住友トラスト・アセットマネジメントのファンドレポートはこちら!