ピクテ・ジャパンが運用する「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」(通称:グロイン)は、純資産総額(残高)が減少傾向にある。前週末7月19日時点の残高は9117億円で、国内公募の追加型株式投資信託(上場投資信託=ETF=を除く)のうち11位(前月末時点は10位)だった。月末ベースでさかのぼると2013年1月からトップ10を維持してきたが、このまま今月末時点で圏外なら12年12月以来およそ11年半ぶりの陥落となる。
同ファンドは05年2月に設定され、20年近い運用実績がある長寿ファンド。電力や通信など公益サービスを提供する世界の高配当利回り企業の株式に投資する。比較的高い分配金などを背景に個人投資家からの人気を集め、ピーク時(07年6月4日)には残高が2兆8468億円まで膨らんだ。19~20年にかけては残高1位が続く時期もあった。
QUICK資産運用研究所の調べによると、残高トップ10入りは月末ベースで06年2月から12年8月までの約6年半と、13年1月から24年6月まで10年以上継続していた。ここ数年はより高い分配金を支払う毎月分配型や、インデックス型(指数連動型)ファンドなどの人気に押され、順位をじわじわ下げていた。