「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」は、15日の決算で1万口あたりの分配金を前月の400円から200円に引き下げた。減額は5月(400円→300円)以来3カ月ぶりで、200円の減額幅は2022年5月(200円→ゼロ円)以来2年3カ月ぶりとなる。
同ファンドは14年9月に運用を始め、純資産総額(残高)の大きさは24年8月15日時点で国内公募の追加型株式投資信託(上場投資信託=ETF=を除く)の中で3位をほこる。成長性が高いと判断される米国株式に投資するアクティブ型(積極運用型)で、毎月決算期末の前営業日の基準価額に応じて分配金が決まる予想分配金提示型だ。
8月決算の前営業日の基準価額は1万1292円と、前回の1万3305円を下回った。基準価額が1万1000円以上1万2000円未満の場合に分配金を200円支払う方針に沿って、8月分の分配金が決まった。前回7月の分配金400円は設定来で最も高く、4月と6月も同額を支払っていた。