SBIアセットマネジメントが運用する「SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)<愛称:S・米国高配当株式100>」(SBI・SCHD)の純資産総額(残高)が1000億円を突破した。23日時点の残高は1002億円。2024年12月20日に運用を始め、当初設定額は596億円と24年に新規設定された国内公募投資信託で2番目の大きさだった。そこから約1カ月で残高が1000億円の大台に乗った。販売会社はSBI証券とSBI新生銀行。
同ファンドの投資対象は米国の上場投資信託(ETF)である「シュワブ米国配当株式ETF(SCHD)」で、米国株式のうち連続10年以上配当を支払っている約100銘柄で構成される「ダウ・ジョーンズUSディビデンド100インデックス」と連動した運用成果を目指す。実質信託報酬(目論見書記載の上限値、年率・税込み)は0.1238%。
新NISA(少額投資非課税制度)では成長投資枠の対象になっている。分配金受け取りニーズを満たせる商品性と、競合ファンドと比べて運用コストが低いことなどから個人投資家の関心が高い。
▽SBIグローバルアセットマネジメントのリリース
(QUICK資産運用研究所)