【日経QUICKニュース(NQN)】オービック(4684)が1月24日発表した2024年4~12月期の連結決算は、純利益が前年同期比13%増の490億円だった。DX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みを背景に、製造・流通・サービス・金融など大手・中堅企業からシステム構築の引き合いが続いた。
売上高は7%増の897億円。主力の統合業務ソフトウエア「OBIC7シリーズ」を中心としたシステムインテグレーション事業以外に、ソフトウエアとハードウエアの運用支援・保守を担うシステムサポート事業も伸びた。25年3月期の連結業績予想は据え置いた。売上高は前期比10%増の1228億円、純利益は9%増の630億円を見込む。