【QUICK Market Eyes 本吉亮】2月25日の東京株式市場で、オンライン資格講座運営のKIYOラーニング(7353、グロース)が急反発し、一時制限値幅の上限(ストップ高水準)まで上昇した。人材サービス「ビズリーチ」を手がけるビジョナル(4194)が新規に大量取得したことで、思惑買いが入った。
ビジョナルが21日に関東財務局に提出した大量保有報告(5%ルール報告)で、KIYOの株式を新規に大量取得したことが明らかとなった。報告義務日となった14日時点で発行済み株式の5.01%に相当する34万2800株を保有する。保有目的は「純投資」としている。直近60日間の取得状況をみると、2024年12月上旬から市場内で買い増しを進め、25年2月14日に1万4300株を取得し、保有比率が5%を超えた。