【日経QUICKニュース(NQN) 寺川秋花】米独の長期金利差が急速に縮小し、10日には1年8カ月ぶりの小ささとなった。米長期金利が一時期と比べて水準を切り下げる一方、ドイツでの財政拡張観測から同国の長期金利が急上昇したためだ。足元では、ドイツの財政拡張を巡って政党間の攻防が続いている。政党間で合意形成に至れば、ドイツ長期金利は一段と上昇し、米国との金利差がさらに縮小する場面もありそうだ。
金融仲介会社タレットプレボンによると、米独の長期金利(複利)の差は10日に1.383%と2023年7月以来1年8カ月ぶりの小ささまで縮まった。12日時点でも1.438%と低水準を保っている。
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