【日経QUICKニュース(NQN) 長谷部博史】3月11日の東京外国為替市場では円相場の上値は重かった。米国の景気不安が高まって金融・資本市場ではリスクオフ(回避)のムードが広がったが、円相場は伸び悩んだ。株安が、これまで前のめりに織り込みが進んだ日銀の追加利上げ観測を和らげて円相場の上昇加速に歯止めをかけた。
トランプ米大統領が9日のインタビューで米国の景気後退入りの可能性を明確に否定せず、投資家の不安が10日の米株式相場の急落と米長期金利の低下(債券価格は上昇)を促した。
11日の日経平均株価は前日からの下げ幅が1000円超となる場面もあった。円は一時1ドル=146円55銭近辺まで買わ...

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