【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 永井洋一】米S&P500種株価指数は13日、最高値からの下落率が10%を超えた。それでもトランプ米大統領は動じない。市場の正常化に必要な試練とみているのだろう。市場が真に恐れているのは景気後退リスクよりもトランプ氏の「正気」だ。
CNBCによれば、ベッセント米財務長官は13日、「短期で見始めれば株式のリスクは非常に高くなる。だから、われわれは中長期に焦点を当てている」と述べた。市場の不安定な動きは気にしないというスタンスは、株価下落が始まって以降、頑として変わらない。
2008年のリーマン・ショックから16年半。この間、米連邦準備理事会(FRB)...

有料会員限定記事
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題