【日経QUICKニュース(NQN) 鎌田旭昇】30日午後の東京株式市場で商船三井(9104)株が急落している。正午に発表した2026年3月期(今期)の業績見通しや株主還元が市場の期待に届かず、嫌気した売りが出ている。前期にコンテナ船運賃が高騰した反動が出て大幅な減益になる見通し。「トランプ関税」も影を落とし、貿易戦争の激化でコンテナ船の荷動きがしぼむ可能性がある。中長期的な株価は、海運大手3社で異なる株主還元姿勢が明暗を分けそうだ。
商船三井株は前営業日比850円(16.12%)安の4422円まで下落した。海運大手のなかで決算発表の先陣を切った商船三井につられて、日本郵船(9101)や川崎汽...

有料会員限定記事
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題