東京証券取引所が5日発表した3月26~30日の投資部門別株式売買動向によると、海外投資家は現物株と先物の合計で9466億円を売り越した。売り越しは12週連続となり、この間の売り越し額の合計は約9.4兆円に達した。
この週は相場が戻りを試した局面だった。現物株だけを見れば48億円の買い越しで、買い越しに転じたのは12週ぶりとなる。売り越しの大半は先物が占めた。
個人投資家は再び売り越し。売り越し額は1981億円で、うち日経平均先物が1500億円超を占めた。また信用取引でも売り越しだった。早くも戻り売りスタンスに転じた投資家もいるようだ。
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