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信託銀の売買動向に注目 国内株上昇でGPIFと3共済の売り余地は拡大か（日本株ストラテジー）
【QUICK Market Eyes 片平 正二】東証が２日発表した２月20～24日の投資主体別売買動向（東証、名証２市場の合計）によると、海外投資家は現物株を３週ぶりに売り越した。売り越し金額は2264億円だった。野村証券は３日付のリポートで「昨年12月20日の『日銀サプライズ』から４週連続で計2.1兆円の売り越し、その後は『日銀トレード巻き戻し以上の買い』だったが、小休止に至った」との見解を示した。
リポートでは、信託銀行の売り越しが続いた事に関して「海外勢の買いを打ち消す存在だが『リバランスの範囲内』とみている」と指摘。その一方、事業法人が過去４週で累計3280億円の買い越しとなってい...
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