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ドトル日レス(3087) 2Q決算発表 決算スコア:+2.68

記事公開日 2024/10/15 15:30 最終更新日 2024/10/15 15:30

開示会社:ドトル日レス(3087)
開示書類:2025年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/10/15 15:30

<決算スコア> +2.68

<業績データ>
発表期 2024/08
種別 2Q
売上高(百万円) 75,263
前期比 +6.1% ○
会社予想比 +2.3% ○
QUICKコンセンサス比 +1.2% ○
営業利益(百万円) 5,728
前期比 +41.0% ○
会社予想比 +13.5% ○
QUICKコンセンサス比 +8.3% ○
経常利益(百万円) 5,732
前期比 +33.8% ○
会社予想比 +11.8% ○
QUICKコンセンサス比 +5.6% ○
純利益(百万円) 4,217
前期比 +16.0% ○
会社予想比 +15.5% ○
QUICKコンセンサス比 +14.9% ○
実績年間配当(円) 23.00

予想期(通期) 2025/02
売上高(百万円) 146,484
前期比 +4.2% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.5% ●
営業利益(百万円) 9,679
前期比 +32.2% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -3.2% ●
経常利益(百万円) 9,848
前期比 +27.9% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -4.9% ●
純利益(百万円) 6,646
前期比 +21.0% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -2.6% ●
予想年間配当(円) 46.00


<要約>
 2025年2月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比6.1%増の752億6300万円、営業利益が同41%増の57億2800万円、経常利益が同33.8%増の57億3200万円、純利益が同16%増の42億1700万円だった。

 外食業界においては、新型コロナウイルスの影響は収まったものの、コロナ前の生活習慣がもとに戻ることはなく、完全な回復と言えるまでの状況には至っていない。

 「外食業界におけるエクセレント・リーディングカンパニー」の地位確立を目指し、立地を厳選してグループ全体で35店舗(直営店22店舗、加盟店13店舗)を新規出店した。既存事業においては、店舗における新商品の導入をはじめ、テイクアウトメニューや売店商品の拡充、卸売事業の拡大など、コロナ禍に取組んだ活動を継続するとともに、新規出店を強化した。一部業態におけるグランドメニューの改定やキャッシュレス・キャンペーンを開催するなど客数・売上の回復に向けた取組を強化している。客数においては、コロナ前の経営数値への改善には至っていないものの、売上高は顧客単価の上昇に伴い改善傾向がハッキリし、コロナ前を超える水準にまで回復している。

 ドトールコーヒーグループの小売事業及びフランチャイズ事業は、新型コロナウイルスの影響はなくなり、人流が回復したことで、ビジネス街や駅前立地を中心に売上高は上昇傾向が鮮明となった。定期的なメニュー改定など力を入れてきたモーニングの時間帯も客数が回復しつつあり、ランチやティータイムの改善も継続していることが、売上の回復に繋がっている。店舗においては、引続き、季節ごとの商品など付加価値の高いメニューを随時導入し、顧客単価を上げることで売上の回復に努めた。客数の回復を目指したキャッシュレス・キャンペーン施策を継続して打つことにより、新規顧客の獲得やリピーターの確保に努めた。ドトールコーヒーグループにおける売上高は449億2900万円(前年同期比5.7%増)、セグメント利益は26億8000万円(前年同期比22.0%増)となった。

 日本レストランシステムグループでは、経済活動の正常化により売上高は着実に回復してきたが、物価高騰や円安の影響、並びに人件費の高騰と厳しい経営環境は継続している。新規出店については、「星乃珈琲店」や「洋麺屋五右衛門」等の主力ブランドを中心に厳選した立地へ9店舗を新規出店した。顧客ニーズの変化に合せた既存ブランドをブラッシュアップし、「牛たん焼き仙台辺見」「洋麺屋五右衛門」等へ9店舗の業態変更を実施している。「星乃珈琲店」の店舗数は、2024年8月末時点で国内においては278店舗となり、うち加盟店は36店舗となった。日本レストランシステムグループにおける売上高は270億3400万円(前年同期比8.2%増)、セグメント利益は25億6100万円(前年同期比87.6%増)となった。

 その他の事業においては、国内及び海外における外食事業に係る小売及び卸売に関する事業となり、「パンの田島」のフランチャイズ展開(累計6店舗)を加速している。売上高は32億9800万円(前年同期比5.0%減)、セグメント利益は5億200万円(前年同期比2.9%増)となった。

 2025年2月期の連結業績は、売上高が前期比4.2%増の1464億8400万円、営業利益が同32.2%増の96億7900万円を計画。



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【決算スコアについて】
 企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
 スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
 あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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