開示会社:エバラ食品(2819)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/07 15:45
<決算スコア> +2.53
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 23,835
前期比 +8.2% ○
営業利益(百万円) 1,231
前期比 -9.7% ●
経常利益(百万円) 1,272
前期比 -14.4% ●
純利益(百万円) 848
前期比 -13.6% ●
実績年間配当(円) 20.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 47,000
前期比 +3.9% ○
会社予想比 +0.9% ○
営業利益(百万円) 1,500
前期比 -37.5% ●
会社予想比 +50.0% ○
経常利益(百万円) 1,500
前期比 -42.9% ●
会社予想比 +36.4% ○
純利益(百万円) 900
前期比 -50.1% ●
会社予想比 +28.6% ○
予想年間配当(円) 40.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比8.2%増の238億3500万円、営業利益が同9.6%減の12億3100万円、経常利益が同14.4%減の12億7200万円、純利益が同13.6%減の8億4800万円だった。
食品業界においては、原材料価格及び物流費の高騰に伴う値上げが続いており、消費者の節約志向は依然継続している。
2033年度に向けた長期ビジョンを策定し、「おいしさ、たのしさ、あたらしさで食カテゴリーを創造する企業」を10年後のありたい姿と定めた。食品事業の家庭用商品は、肉まわり調味料群やその他群が商品ラインアップを拡充したことにより売上を伸ばした。業務用商品は外食産業が回復基調で推移したほか、価格改定効果や丸二株式会社の連結により売上を伸ばした。利益面については、価格改定による一定の効果は見られたものの、原材料価格高騰等に伴う売上原価の増加や販管費の増加もあり、営業利益は減少、経常利益は減少、親会社株主に帰属する中間純利益は、減少となった。
物流事業の売上高は35億600万円(前年同期比5.7%増)となった。運送取引については、幹線輸送の需要減少の影響が見られるも、共同配送取引や既存顧客との取引拡大の施策が奏功し、前年同期比で増収となった。倉庫保管取引については、既存顧客の取引拡大及び新規顧客の開拓に努めたことが奏功し、前年同期比で増収となった。
食品事業において、肉まわり調味料群については、『焼肉ザクだれ塩だれガーリック』の売上好調を背景に、当期8月に「旨辛ガーリック」を発売し売上を伸ばした結果、前年同期の売上を上回った。鍋物調味料群については、『すき焼のたれ』やポーション調味料の『プチッと鍋』が価格改定の効果もあり堅調に推移するも、猛暑により秋冬商材への切替え時期が遅れた影響もあり、全体では前年同期の売上を下回った。野菜まわり調味料群については、『浅漬けの素』の販売が低調に推移した結果、前年同期の売上を下回った。群については、商品ラインアップの追加に加え、猛暑の長期化にあわせて安定供給に努めたことにより『プチッとうどん』が売上を伸ばした結果、前年同期の売上を上回った。
その他事業において、その他の事業の売上高は3億3400万円(前年同期比27.4%増)となった。広告宣伝事業については、新規取引の獲得により、前年同期比で増収となった。人材派遣事業については、新規分野の開拓を進めたほか、派遣機会の増加もあり、前年同期比で増収となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比3.9%増の470億円、営業利益が同37.5%減の15億円を計画。
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【決算スコアについて】
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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