開示会社:クオルテック(9165)
開示書類:2025年6月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
開示日時:2024/11/14 15:30
<決算スコア> -2.58
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 1Q
売上高(百万円) 899
前期比 +10.7% ○
営業利益(百万円) 35
前期比 -25.5% ●
経常利益(百万円) 35
前期比 +9.4% ○
純利益(百万円) 20
前期比 -23.1% ●
予想期(通期) 2025/06
売上高(百万円) 4,000
前期比 +10.4% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 385
前期比 +1.0% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 370
前期比 +1.1% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 280
前期比 +3.7% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 37.00
<要約>
2025年6月期1Qの業績は、売上高が前年同期比10.7%増の8億9900万円、営業利益が同24.1%減の3500万円、経常利益が同9.8%増の3500万円、税引き利益が同22.6%減の2000万円だった。
主要顧客が属する自動車業界においては、電気自動車の生産台数や販売台数の増加、新車種投入計画が発表されるなど、海外の自動車メーカーが相次いで電動化戦略を見直す中、電動化促進の動きが活発になっている。
環境問題に関しての脱炭素化への取り組みも加速しており、電力消費削減技術としてパワー半導体の需要が高まっている。パワー半導体は自動車やエネルギー産業での使用が拡大しており、今後も開発競争が続くと見ている。経営成績は、売上高は各セグメントともに増加し、増加となった。営業損益は、体制強化や次世代半導体を中心とした研究開発を積極的に進めたことで費用が増加し、営業利益減少となった。経常損益は、上場関連費用の計上が無かったことから経常利益増加となった。報告セグメントの区分を変更しており、前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析している。
純利益は、保険解約返戻金の計上が無かったことから純利益減少となった。
信頼性評価事業では、パワーサイクル試験事業において主要顧客からの受注が順調に回復していることが業績を牽引した。環境試験事業では各種試験ともに好調に推移したほか、長期に亘る試験が終了したことが業績に寄与した。断面研磨事業も順調な受注推移となっている。売上原価は、パワエレテクノセンターの立ち上げコストや、持続的な成長の重要な要因となる賃上げを含む人的投資を積極的に進めたことにより増加した。売上高7億8900万円(前年同期比9.2%増)、営業利益2億1300万円(4.8%増)となった。
微細加工事業では、レーザ加工事業において量産品加工の需要が大きく回復したことや、試作品加工でも堅調な受注獲得が出来たことで売上高が伸長した。当セグメントとなった表面処理技術事業においては、主要顧客からの受注が好調に推移したことが業績に寄与した。売上原価では、減価償却費が減少した。売上高9600万円(前年同期比20.2%増)、営業利益3700万円(164.8%増)となった。
その他の事業では、バイオ事業において受託試験の受注が好調に推移したことにより、売上高が大きく伸長した。売上高1400万円(前年同期比41.8%増)、営業損失400万円(前年同期は営業損失500万円)となった。
2025年6月期の業績は、売上高が前期比10.4%増の40億円、営業利益が同1%増の3億8500万円を計画。
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