開示会社:ファーストリテイ(9983)
開示書類:2025年8月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
開示日時:2025/01/09 15:31
<決算スコア> +0.48
<業績データ>
発表期 2024/11
種別 1Q
売上高(百万円) 895,192
前期比 +10.4% ○
営業利益(百万円) 157,556
前期比 +7.4% ○
経常利益(百万円) 196,613
前期比 +21.0% ○
純利益(百万円) 131,963
前期比 +22.4% ○
予想期(通期) 2025/08
売上高(百万円) 3,400,000
前期比 +9.5% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +0.6% ○
営業利益(百万円) 530,000
前期比 +5.8% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -1.5% ●
経常利益(百万円) 585,000
前期比 +5.0% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.1% ●
純利益(百万円) 385,000
前期比 +3.5% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.9% ●
予想年間配当(円) 450.00
<要約>
2025年8月期1Qの連結業績は、売上収益が前年同期比10.4%増の8951億9200万円、営業利益が同7.4%増の1575億5600万円、経常利益が同21%増の1966億1300万円、純利益が同22.4%増の1319億6300万円だった。
国内ユニクロ事業の販売が好調だったことに加え、東南アジア・インド・豪州地区、北米、欧州のユニクロ事業の事業拡大が順調に進んだことによる。収益・費用等で、前期は為替差益が発生していた一方で、今期は為替差損が発生し、前年同期比で46億円の減益となった結果、営業利益は、1575億円と、7.4%の増益となった。売上総利益率は54.5%と、前年同期比0.1ポイントの若干の低下となった。売上高販管費比率は、0.3ポイント改善し、36.9%となった。金融収益・費用は、ネットで390億円のプラスとなった。世界中のあらゆる顧客から信頼され、生活に必要不可欠な「グローバルNo.1ブランドになる」ことをめざしている。
外貨建資産の換算などによる為替差益が253億円発生したことに加え、利息がネットで137億円のプラスとなったことによる。
海外ユニクロ事業において、地域別の業績(現地通貨ベース)については、グレーターチャイナのなかで、中国大陸は、期を通して気温が高く推移した一方で、暖冬に対応した商品構成や、地域ごとのきめ細かい対応が不十分だったことで減収、大幅な減益となった。韓国は、カジュアルシャツ、スウェットなど気温に左右されにくい年間定番商品の販売が好調で、増収増益となった。Tシャツやショートパンツ、ブラトップなどの夏物コア商品に加えて、新商品の半袖のケーブルニットの販売が好調で、既存店売上高は増収となった。カシミヤ、パフテックなどの販売が好調で既存店売上高が増収となった。冬物を早期に立ち上げたことで、シームレスダウン、カシミヤなど冬物商品の販売が好調で、既存店売上高は大幅な増収となった。
ジーユー事業の売上収益は906億円(前年同期比3.1%増)、営業利益は98億円(20.2%減)と、増収、大幅な減益となった。秋冬から打ち出したバレルレッグジーンズが好調な販売となったが、気温に左右されないマストレンドのヒット商品が十分になかったことや、売れ筋商品が欠品したことで、既存店売上高は前年並みにとどまった。利益面では、売上総利益率が低下、売上高販管費比率が上昇したことで、大幅な減益となった。ジーユー事業は、国内外で確固たるブランドポジションを確立できていないことが課題である。
グローバルブランド事業においては、セオリー事業が販売に苦戦し、減収となった一方で、セオリー事業を含むすべての事業で売上高販管費比率が改善し、増益となったことによる。売上収益は、商品構成が顧客のニーズに十分に対応していなかったことに加え、アジア事業が消費意欲の低迷の影響を受けたことで、減収となった。営業利益は、米国事業を中心に売上高販管費比率が改善したことで、増益となった。プラステ事業は、戦略的に売り込む商品を明確にし、マーケティングと在庫を準備したことで大幅な増収、営業利益は黒字化した。コントワー・デ・コトニエ事業は、店舗数が3割減少したことで減収となったが、お買い求めやすい価格帯へ見直した商品の販売が好調で、既存店売上高は2桁の大幅な増収となり、赤字幅は縮小した。
2025年8月期の連結業績は、売上収益が前期比9.5%増の3兆4000億円、営業利益が同5.8%増の5300億円を計画。
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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