開示会社：丸三証(8613)
開示書類：2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
開示日時：2025/01/30 12:00

<決算スコア> -0.02

<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 14,348
前期比 +8.3% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 2,865
前期比 +36.2% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 3,332
前期比 +29.8% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 2,235
前期比 +26.2% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) -


＜要約＞
　2025年3月期3Qの連結業績は、営業収益が前年同期比8.3%増の143億4800万円、営業利益が同36.2%増の28億6500万円、経常利益が同29.8%増の33億3200万円、純利益が同26.2%増の22億3500万円だった。

　投資信託の募集手数料および信託報酬の増収により、連結経常利益が増加となった。

　株式部門においては、株式市場で、期初40,646円で始まった日経平均株価は、円安の進行や生成AIの普及を背景としたハイテク企業の業績拡大期待の高まりなどを受けて、7月前半に42,000円台へ上昇した。円高の一服や米国経済の軟着陸期待の高まりで急速に持ち直したものの、国内政治の不安定化や米次期政権の関税強化方針などを巡る懸念から上値は重く、39,894円となった。引受業務については、新規上場を目指す企業へのマーケティング、情報提供および関係構築に注力するとともに、独自性や強みを訴求することにより、新規上場企業16社、既上場企業1社の株式引受けを行った。株式受入手数料は41億4800万円(前年同期比11.0%減)となった。

　債券部門においては、債券市場で、期初0.740%で始まった長期金利(新発10年物国債利回り)は、円安が一段と進行し、日銀による追加利上げなどの政策修正観測が強まったことから、5月下旬に1.100%まで上昇した。インフレ減速などを受けて、米国が利下げ姿勢に転じたことから一旦は低下したが、米国景気の底堅さや米次期政権の政策を巡るインフレ再燃への懸念などから米金利が再び上昇に向かったことなどを受けて、1.090%となった。個人向け社債の引受額の増加などにより、債券の募集・売出の取扱高は249億円(前年同期比12.9%増)となり、債券受入手数料は7700万円(20.4%増)となった。債券価格の下落などを受けて、債券等トレーディング損益は400万円(51.9%減)となった。

　投資信託部門はバランス型ファンドのほか、世界の株式に投資するファンドを中心に販売し、残高の増加に努めた。株式投資信託の募集取扱高は1,523億円(前年同期比13.3%増)となり、募集手数料は40億7200万円(19.1%増)となった。12月末の株式投資信託残高は1兆857億円(15.2%増)となり、株式投資信託の期中平均残高の増加により、信託報酬は57億600万円(17.5%増)となった。2024年4月からスタートした中期経営計画における株式投信の純増額(9か月間)は573億円となり、投資信託の信託報酬による販管費カバー率は49.9%となった。



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【決算スコアについて】
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　スコア算出にあたっては、発表内容を（１）前の期の実績（２）直近の会社予想（３）市場予想（QUICKコンセンサス）--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
　あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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