開示会社:エフピコ(7947)
開示書類:2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2025/01/31 15:00
<決算スコア> -0.14
<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 181,606
前期比 +6.4% ○
営業利益(百万円) 14,912
前期比 +10.3% ○
経常利益(百万円) 14,990
前期比 +8.0% ○
純利益(百万円) 10,099
前期比 +4.6% ○
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 236,000
前期比 +6.3% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +0.4% ○
営業利益(百万円) 17,800
前期比 +8.3% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -1.4% ●
経常利益(百万円) 18,000
前期比 +7.3% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -1.3% ●
純利益(百万円) 12,122
前期比 +3.4% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -2.0% ●
予想年間配当(円) 57.00
<要約>
2025年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比6.4%増の1816億600万円、営業利益が同10.3%増の149億1200万円、経常利益が同8%増の149億9000万円、純利益が同4.6%増の100億9900万円だった。
店頭商品価格の値上げによりスーパーマーケットを中心としたユーザーの販売数量が前年を下回ったほか、製品価格改定に伴うコスト最適化の一環として、ユーザーが本体と蓋の組み合わせから本体・蓋一体型のかん合容器へ切り替えたことによる製品売上数量の減少影響が約1%ありながらも、順調に推移している。商品売上高はアペックスのM&A効果の寄与もあり、順調に推移している。川上メーカーによるユーティリティコストの転嫁を含む原材料価格や物流費の上昇が先行する中、価格改定効果の反映により、前年同期比で18億2400万円の増益となった。トレー及びPETボトルの回収量が増加するとともに、CO2削減に貢献するエコ製品の販売が拡大し、2024年4~12月のエコ製品の売上構成比は50%(枚数ベース)となった。
生産部門において、自動化については、主要工場に無人搬送車やアームロボットを導入し、省人化・省力化を推進している。従来より幅広い製品に対応可能な小型の箱詰めロボットの試験導入を進めており、自動化と生産効率の向上を目指している。サプライチェーン・マネジメント(SCM)の精度を向上させ、需要に応じた現地生産をさらに推進することで、茨城と広島間の製品移動を前年同期比54%削減(2024年4~12月)した。
物流の「2024年問題」に対しては、物流部門にとどまらず、生産や販売部門を含むグループ全体で対応を進めている。関西ハブセンターの稼働により、半径100km圏内で全人口の85%をカバーする物流ネットワークが完成し、効率的な物流体制が確立された。拘束時間が13時間を超えるトラック台数がゼロとなった。ソーターや専用パレットの活用、入出荷場所の集約を通じて、荷待ちや積込み時間が2時間を超えるトラック台数も大幅に削減している。
海外事業において、については、成形機や押出機などの設備投資や、在庫管理システム、生産管理システムの導入による生産性の向上に取り組み、LSSPI個社として利益を確保している。人口増加や所得水準の向上に伴う食品容器の需要拡大が見込まれる中、まずはマレーシア国内でのシェアの拡大に注力している。今後もLSSPIの競争力をさらに強化し、利益拡大を目指していく。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比6.3%増の2360億円、営業利益が同8.3%増の178億円を計画。
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【決算スコアについて】
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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