開示会社:ニフコ(7988)
開示書類:2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2025/02/04 13:00
<決算スコア> +4.16
<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 264,020
前期比 -3.6% ●
営業利益(百万円) 37,862
前期比 +20.1% ○
経常利益(百万円) 40,403
前期比 +16.6% ○
純利益(百万円) 27,919
前期比 +19.3% ○
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 351,000
前期比 -5.6% ●
会社予想比 +3.2% ○
QUICKコンセンサス比 -0.7% ●
営業利益(百万円) 48,000
前期比 +9.3% ○
会社予想比 +6.7% ○
QUICKコンセンサス比 -1.1% ●
経常利益(百万円) 49,000
前期比 -1.3% ●
会社予想比 +10.9% ○
QUICKコンセンサス比 -1.3% ●
純利益(百万円) 33,000
前期比 +80.8% ○
会社予想比 +26.4% ○
QUICKコンセンサス比 +3.9% ○
予想年間配当(円) 75.00
<要約>
2025年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比3.6%減の2640億2000万円、営業利益が同20.1%増の378億6200万円、経常利益が同16.6%増の404億300万円、純利益が同19.3%増の279億1900万円だった。
自動車業界においては、一時的な在庫調整などの影響により生産が減少するなど厳しい状況にあったが、景況感は高水準を維持している。欧州自動車業界においては、今後も中国車を中心とした価格競争の苛烈化が続くと見られている。
今後もこの世界的な景気回復の傾向は続いていくと考えられる。利益面では、ドイツ系OEM事業で苦戦を強いられていたNifco Germany GmbH、及びNifco KTW AmericaCorporationの事業譲渡に加え、原材料費を含めた変動費の改善や、管理可能経費削減の取り組みなどにより、営業利益は前年同期から増加となり、経常利益は前年同期から増加となった。訴訟損失引当金繰入額などを特別損失として8億5600万円計上したが、政策保有株式の売却に伴って投資有価証券売却益などを特別利益として16億8800万円計上し、純利益は、前年同期から増加となった。
合成樹脂成形品事業は、国内においては、自動車の生産活動の停滞を受け、減収となった。海外においては、米国、中国及びインドなどにおいて自動車の生産活動が持ち直したことや、為替が円安に向かったことなどを受け好調だったが、ドイツ系顧客向けビジネスを行っていたNifco Germany GmbH 、及びNifco KTWAmerica Corporationの事業譲渡もあり減収となった。利益面においては、ドイツ系顧客向けビジネスを行っていたNifco Germany GmbH、及びNifcoKTW America Corporationの事業譲渡に加え、管理可能経費削減の取り組みなどにより販管費が抑制され、増益となった。
ベッド及び家具事業は、国内においては原材料などの円安による原価アップや60周年記念商品の販売に伴い販売促進費用が増加するも、販売店向けおよびホテル向けが好調に推移したことにより、増収増益となった。海外においては香港にてホテル向けが大幅に伸びたものの、中国が不動産不況による景気減速の影響により卸・小売向けが落込み、2024年1月にタイ工場を設立したことによる立上げ費用の影響もあり、減収減益となった。ベッド及び家具事業の売上高は前年同期比4.4%増の273億1500万円となった。セグメント利益については、前年同期比3.2%減の42億5700万円となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比5.6%減の3510億円、営業利益が同9.3%増の480億円を計画。
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【決算スコアについて】
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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