開示会社:TIS(3626)
開示書類:2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2025/02/04 15:30
<決算スコア> -0.72
<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 416,561
前期比 +2.9% ○
営業利益(百万円) 48,884
前期比 +2.7% ○
経常利益(百万円) 50,583
前期比 +1.7% ○
純利益(百万円) 34,474
前期比 +7.1% ○
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 555,000
前期比 +1.1% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -1.1% ●
営業利益(百万円) 66,500
前期比 +3.0% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.2% ●
経常利益(百万円) 66,500
前期比 -3.0% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -1.2% ●
純利益(百万円) 44,800
前期比 -8.3% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -2.2% ●
予想年間配当(円) 68.00
<要約>
2025年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比2.9%増の4165億6100万円、営業利益が同2.7%増の488億8400万円、経常利益が同1.7%増の505億8300万円、純利益が同7.1%増の344億7400万円だった。
情報サービス産業においては、日銀短観(2024年12月調査)におけるソフトウェア投資計画(金融機関を含む全産業)が前年度比13.5%増となる等、DX技術を活用した業務プロセスやビジネスモデルの変革がグローバルで進展する中で、IT投資需要の更なる増加が期待されている。
売上高については、顧客のデジタル変革需要をはじめとするIT投資ニーズへの的確な対応による事業拡大等により、前年同期を上回った。営業利益については、事業成長を牽引してきた大型開発案件のピークアウトや不採算案件による影響がある中においても、増収に伴う増益分に加え、高付加価値ビジネスの提供、生産性向上施策の推進等による効果等により、前年同期比で増益となった。収益性については、売上総利益率は27.8%(前年同期比0.3ポイント増)、営業利益率は11.7%(0.1ポイント減)となった。特別利益57億8700万円及び特別損失39億700万円を計上したが、この主な内容は、特別利益については政策保有株式の縮減に伴う投資有価証券売却益53億7000万円であり、特別損失については減損損失25億600万円である。
経常利益については、営業利益の増加により前年同期比増益となった。純利益については、経常利益の増加に加え、特別損益の改善により増益となった。
広域ITソリューションにおいては、ITのプロフェッショナルサービスを地域や顧客サイトを含み、広範に提供し、そのノウハウをソリューションとして蓄積・展開して、課題解決や事業推進を支援している。売上高は1270億円(前年同期比0.2%減)、営業利益は139億9800万円(1.3%減)となった。自治体関連でのIT投資需要は拡大も、医療系販売案件の反動減や一過性の費用計上等の影響を受け、前年同期比減収減益となり、営業利益率は11.0%(0.1ポイント減)となった。
オファリングサービスにおいては、蓄積したベストプラクティスに基づくサービスを自社投資により構築し、知識集約型ITサービスを提供している。売上高は1066億500万円(前年同期比13.8%増)、営業利益は73億9800万円(34.7%増)となった。エンタープライズ系、基盤系、決済分野をはじめとするIT投資が拡大したことや、海外事業の寄与に加え、日本ICS株式会社を中心に前連結会計年度に子会社化した企業の業績が反映されたことが不採算案件による影響等を吸収し、前年同期比増収増益となり、営業利益率は6.9%(1.0ポイント増)となった。
産業ITにおいては、金融以外の産業各分野に特化した専門的なビジネス・業務ノウハウをベースとして、事業・IT戦略を共に検討・推進し、事業推進を支援している。売上高は935億2000万円(前年同期比4.3%増)、営業利益は141億2700万円(6.5%増)となった。製造系大型開発案件の反動減等の影響があったものの、サービス業、製造業、流通業をはじめとした幅広い業種におけるIT投資拡大の動きが全体を牽引し、前年同期比増収増益となり、営業利益率は15.1%(0.3ポイント増)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比1.1%増の5550億円、営業利益が同3%増の665億円を計画。
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