開示会社:東京メトロ(9023)
開示書類:2025年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2025/02/06 15:30
<決算スコア> +0.15
<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 306,106
前期比 +5.1% ○
営業利益(百万円) 77,705
前期比 +20.2% ○
経常利益(百万円) 69,320
前期比 +22.2% ○
純利益(百万円) 41,972
前期比 +7.2% ○
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 407,500
前期比 +4.7% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.6% ●
営業利益(百万円) 88,000
前期比 +15.2% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -2.2% ●
経常利益(百万円) 76,700
前期比 +16.4% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -2.7% ●
純利益(百万円) 52,300
前期比 +13.1% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -3.0% ●
予想年間配当(円) 40.00
<要約>
2025年3月期3Qの連結業績は、営業収益が前年同期比5.1%増の3061億600万円、営業利益が同20.2%増の777億500万円、経常利益が同22.2%増の693億2000万円、純利益が同7.2%増の419億7200万円だった。
2022年4月に公表し、2023年3月に設備投資計画の見直しやポストコロナを見据えた経営目標値の上方修正等を行った中期経営計画「東京メトロプラン2024」に基づき、各種施策を積極的に推進している。経済活動が活性化したことにより、旅客運輸収入が増加し、営業収益が増加となり、営業利益が増加、経常利益が増加、純利益が増加となった。
運輸業においては、大規模浸水対策として、浸水深等に応じた駅出入口の止水板の改良、防水扉の設置、上屋建て替えによる完全防水型出入口への改良、換気口浸水防止機の改良、換気塔の嵩上げ、地上駅・地上設備の外壁の鉄筋コンクリート化、トンネル坑口への防水ゲートの設置等を進めており、現在60.9%の進捗となっている。ホームドアの整備については、2025年度までの全路線全駅への設置完了を目指しており、2路線において設置工事を進めている。CBTCシステムは無線通信技術を利用した信号保安システムで、高い遅延回復効果や軌道回路に起因する輸送障害の減少等により運行の安定性が向上している。運輸業の経済活動が活性化したことにより、旅客運輸収入が増加し、営業収益が2802億6600万円(前年同期比5.1%増)、営業利益が670億3500万円(前年同期比22.8%増)となった。
流通・広告事業においては、収益性の向上を図り、顧客の「新たな日常」を支え、ニーズに迅速に対応するため、各種開発を推進した。流通事業については、2024年11月に日本橋駅構内に「日本橋メトロピア」を開業した。駅構内店舗等における店舗入替や駅構内の空きスペースにおける自動販売機、コインロッカー等の増設、東西線高架下や錦糸町駅における新規店舗の開発を進めた。広告事業については、改札口付近にデジタルサイネージ及び広告看板を新設したことに加え、デジタルサイネージの販売促進や、中づり・まど上、駅ばりポスターの貸切商品等、クライアントニーズに応じたインパクトのある商品の展開により、収益拡大に努めた。流通・広告事業の営業収益が185億6300万円(前年同期比4.4%増)、営業利益が64億7600万円(前年同期比5.6%増)となった。
不動産事業においては、収益性の向上を図るべく、駅周辺の都市開発と一体となった建物の整備を進めている。2024年4月には神宮前六丁目用地再開発建物が東急プラザ原宿「ハラカド」として開業したほか、同年12月には、池袋二丁目用地に「スーパーホテル池袋西口天然温泉」が開業した。新宿駅西口地区開発計画においては新築工事を推進し、東上野地区においては東上野四丁目A―1地区再開発準備組合へ事業協力者として参画している。不動産事業の営業収益が107億1600万円(前年同期比5.3%増)、営業利益が40億900万円(前年同期比3.8%増)となった。
2025年3月期の連結業績は、営業収益が前期比4.7%増の4075億円、営業利益が同15.2%増の880億円を計画。
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