開示会社：理　経(8226)
開示書類：2025年３月期 第３四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
開示日時：2025/02/10 15:30

<決算スコア> +1.96

<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 13,803
前期比 +80.7% ○
営業利益(百万円) 542
前期比 +942.3% ○
経常利益(百万円) 516
前期比 +975.0% ○
純利益(百万円) 213
前期比 +646.2% ○

予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 18,200
前期比 +50.0% ○
会社予想比 +18.3% ○
営業利益(百万円) 770
前期比 +35.6% ○
会社予想比 +63.8% ○
経常利益(百万円) 670
前期比 +29.8% ○
会社予想比 +45.7% ○
純利益(百万円) 350
前期比 -8.4% ●
会社予想比 +20.7% ○
予想年間配当(円) 5.00


＜要約＞
　2025年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比80.7%増の138億300万円、営業利益が同933.4%増の5億4200万円、経常利益が同964.8%増の5億1600万円、最終損益が2億1300万円の黒字(前年同期は3900万円の赤字)だった。

　2022年6月に公表した中期経営計画に基づき、様々な事業を通して「ESG投資」、「カーボンニュートラル」への対応、「SDGs」の課題解決を目指すとともに、「多様性」のある「人的資本」への投資や「知的財産」の保護を行うことで競争力の優位性を確保し、収益の更なる拡大を目指している。第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、前年同四半期連結会計期間の比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析している。

　電子部品及び機器においては、連結子会社である株式会社エアロパートナーズにおいて前期受注分の防衛省向け航空機用部品及び修理案件が売上に貢献するとともに、防衛予算の増額に伴う需要増により好調に推移している。売上高は105億4600万円(前年同期比134.3%増)、営業利益は7億4200万円(前年同期比274.9%増)となった。セグメント間取引については、相殺消去している。

　システムソリューションにおいては、ネットワーク、サーバー、PCなどの教育機関向けシステム案件及び民間向けシステムが増加し、売上高は23億5800万円(前年同期比15.4%増)となったが、経費の増加及び利益率の高いシステム開発案件の遅れから営業損失は1億3000万円(前年同期は1億800万円の営業損失)となった。

　ネットワークソリューションにおいては、衛星の台数増加が見込まれる低軌道衛星案件が増加するとともに、インフラ設備のワイヤレスでのシステム構築の需要が伸び、高速長距離無線LANシステムが好調に推移したが、前年度は大型案件の設置サポート、保守の前連結会計年度からのずれ込みがあったため、売上高は8億9900万円(前年同期比17.8%減)、営業損失は6900万円(前年同期は3700万円の営業損失)となった。

　2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比50%増の182億円、営業利益が同35.5%増の7億7000万円を計画。



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【決算スコアについて】
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　スコア算出にあたっては、発表内容を（１）前の期の実績（２）直近の会社予想（３）市場予想（QUICKコンセンサス）--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
　あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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