開示会社:住友鉱(5713)
開示書類:2025年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
開示日時:2025/02/12 15:30
<決算スコア> -2.16
<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 1,192,801
前期比 +9.9% ○
経常利益(百万円) 48,139
前期比 -44.9% ●
純利益(百万円) 29,615
前期比 -49.2% ●
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 1,573,000
前期比 +8.8% ○
会社予想比 +1.2% ○
QUICKコンセンサス比 -1.2% ●
経常利益(百万円) 58,000
前期比 -39.5% ●
会社予想比 -39.6% ●
QUICKコンセンサス比 -46.6% ●
純利益(百万円) 31,000
前期比 -47.1% ●
会社予想比 -53.7% ●
QUICKコンセンサス比 -59.8% ●
予想年間配当(円) 104.00
<要約>
2025年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比9.9%増の1兆1928億100万円、経常利益が同44.9%減の481億3900万円、純利益が同49.2%減の296億1500万円だった。
材料事業の関連業界においては、電気自動車やハイブリッド車の需要は国や地域等で濃淡があり、車載用電池材料の需要の伸びは鈍化した。
世界経済は、国や地域、産業等で違いはあるものの、全体としては成長を維持した。米国では実質賃金の上昇を背景に個人消費が伸び、景気は拡大した。欧州では製造業に弱含みが見られる国があるものの、物価高が沈静化し景気は緩やかに回復した。中国では輸出が拡大したものの、不動産不況による内需不振のため低迷が続いた。連結売上高は、銅及び金の平均価格が前年同期間を上回ったことや円安の影響などにより、前年同期間に比べ1077億6200万円増加した。
連結税引前純利益は、新規開発鉱山の順調な立ち上げにより増加したものの、海外ニッケル製錬子会社のCoral Bay Nickel Corporation(フィリピン)における減損損失の計上などにより、前年同期間に比べ392億2000万円減少した。親会社の所有者に帰属する純利益は、連結税引前純利益の減少により、前年同期間に比べ287億1100万円減少した。
資源セグメントにおいて、セグメント利益は、一部の海外鉱山において生産コストが増加傾向にあるものの、銅及び金価格の上昇や新規開発鉱山であるコテ金鉱山(カナダ)とケブラダ・ブランカ銅鉱山(チリ)の順調な立ち上げなどにより、前年同期間を上回った。菱刈鉱山は年間販売金量4.0tに向け順調な操業を継続し、販売金量は3.0tとなった。モレンシー銅鉱山(米国)の生産量は、人員不足による採掘量の減少や給鉱品位の低下などにより前年同期間を下回り、240千tとなった(うち非支配持分を除く権益は25.0%)。セロ・ベルデ銅鉱山(ペルー)の生産量は、給鉱品位の低下などにより前年同期間を下回り、325千tとなった(うち非支配持分を除く権益は16.8%)。ケブラダ・ブランカ銅鉱山の生産量は、142千tとなった(うち非支配持分を除く権益は25.0%)。
製錬セグメントにおいて、セグメント損益は、銅及び金価格が中間連結累計期間後も高水準で推移したものの、Coral Bay Nickel Corporationにおいて500億6000万円の減損損失を計上したことなどにより、セグメント利益は損失に転じ、前年同期間を下回った。電気銅及び電気ニッケルの生産量及び販売量は前年同期間を上回った。フェロニッケルの生産量及び販売量は前年同期間を下回った。Coral Bay Nickel Corporation及びTaganito HPAL Nickel Corporation(フィリピン)の生産量は前年同期間を下回った。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比8.8%増の1兆5730億円を計画。
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