開示会社：靜　甲(6286)
開示書類：2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
開示日時：2025/02/12 15:30

<決算スコア> -1.42

<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 29,056
前期比 +11.5% ○
営業利益(百万円) 1,043
前期比 +126.7% ○
経常利益(百万円) 1,171
前期比 +105.4% ○
純利益(百万円) 706
前期比 +66.1% ○

予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 39,000
前期比 +8.0% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 1,300
前期比 +47.4% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 1,400
前期比 +40.3% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 900
前期比 +15.5% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 20.00


＜要約＞
　2025年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比11.5%増の290億5600万円、営業利益が同126.5%増の10億4300万円、経常利益が同105.5%増の11億7100万円、純利益が同66.1%増の7億600万円だった。

　長期ビジョンとして「創業100周年に向けて、持続的成長(サステナビリティ経営)をめざす」を掲げ、その実現に向け、創業85周年を迎えた2025年3月期を始期とする5ヵ年の中期経営計画を策定した。売上高は、冷間鍛造事業は電動工具部品の受注が復調し、電機機器事業では県内製造業向けの自動化ラインの売上や空調・設備機器の大型更新工事が堅調に推移して前年同期の実績を上回った。利益面では、産業機械事業の工場の稼働率向上及び、冷間鍛造事業の生産効率向上、車両関係事業・電機機器事業の増収により、経常利益は前年同期から増加、純利益は前年同期から増加となった。

　車両関係事業において、スバル新車販売は、期初に発生したメーカーの出荷遅延の影響を挽回できず、受注・販売が伸び悩んだものの、中古車販売は前年同期の実績を上回った。輸入車販売は、新車販売及び中古車販売が堅調に推移し、前年同期の実績を上回った。サービス売上は、輸入車の商圏拡大により前年同期の実績を上回った。売上高は前年同期比14.5%増の163億4800万円、セグメント利益(営業利益)は、前年同期比318.7%増の2億300万円となった。

　電機機器事業において、FA関連は、機器売上は前年同期並みの実績だったが、昨年より注力している製造業向けの自動化ラインの受注・売上が進捗したことから前年同期を上回った。空調・設備機器の省エネ及びBCP対応の大型更新工事は引続き堅調に推移し、冷熱機器の販売も伸長したが、空調機器周辺部材は鈍化傾向となった。売上高は前年同期比21.4%増の60億6300万円、セグメント利益(営業利益)は、前年同期比29.7%増の4億9600万円となった。

　産業機械事業において、包装機械は、主要な販売先である食品業界からの引き合いが増加して大型液体充填ラインの受注が増加したものの、液体充填巻締機等の小型・中型機は伸び悩んだため、前年同期の実績を下回った。改造工事・部品は前年実績並みとなった。売上高は前年同期比6.4%減の53億2900万円、セグメント利益(営業利益)は、大型液体充填ラインの受注増加で工場の稼働率が向上したことにより、前年同期比28.8%増の8億2900万円となった。

　2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比8%増の390億円、営業利益が同47.4%増の13億円を計画。



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【決算スコアについて】
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