開示会社：雪印メグ(2270)
開示書類：2025年３月期第３四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時：2025/02/13 11:00

<決算スコア> +0.14

<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 469,748
前期比 +2.0% ○
営業利益(百万円) 16,303
前期比 0.0%
経常利益(百万円) 17,668
前期比 -0.6% ●
純利益(百万円) 12,480
前期比 +9.5% ○

予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 630,000
前期比 +4.1% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +1.9% ○
営業利益(百万円) 19,000
前期比 +2.9% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -2.4% ●
経常利益(百万円) 20,300
前期比 +2.1% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -4.2% ●
純利益(百万円) 13,600
前期比 -30.0% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -4.0% ●
予想年間配当(円) 100.00


＜要約＞
　2025年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比2%増の4697億4800万円、営業利益が同横ばいの163億300万円、経常利益が同0.6%減の176億6800万円、純利益が同9.5%増の124億8000万円だった。

　食品業界においては、外食需要がインバウンド需要の増加等も受けて、回復傾向にある。

　「新たな成長のタネづくり」、「基盤活用による物量の拡大」、「国内酪農生産基盤の強化・支援」に向けた取組みを事業戦略の3つの柱とする「雪印メグミルクグループ中期経営計画2025」を2023年度よりスタートした。2年目となる2024年度は、「雪印メグミルクグループ経営方針2024」におけるテーマを「MOVE」とし、新たな成長のタネづくり、基盤活用による物量の拡大、国内酪農生産基盤の強化・支援、基盤戦略の推進、サステナビリティ課題への取組みを重要取組み事項と位置付け、積極的な取組みを進めている。

　飲料・デザート類においては、売上高は2037億8200万円(前年同期比3.8%増)、営業利益は55億4400万円(前年同期比0.4%増)となった。飲料は、機能性表示食品の「MBPドリンク」シリーズ、大容量タイプの「毎日骨太MBP」、「すっきりCa鉄」、中容量タイプの「雪印コーヒー500ml」、小容量タイプの「DoleLL200ml」等が好調に推移した。飲料全体では前年を上回った。ヨーグルトは、「牧場の朝ヨーグルト」や「ナチュレ恵megumi」等のファミリーユース商品が好調に推移した。2024年10月には「恵megumiガセリ菌SP株ヨーグルト」シリーズをリニューアルし、積極的なプロモーション活動を展開した。ヨーグルト全体でも前年を上回った。デザートは、「CREAM SWEETS」シリーズや、「アジア茶房」シリーズ等が好調に推移し、前年を上回った。

　乳製品においては、売上高は1978億4000万円(前年同期比1.5%増)、営業利益は80億2400万円(前年同期比0.7%増)となった。バターは、昨年12月の価格改定以降もプロモーション活動により、市場を上回る需要を獲得できた結果、好調に推移した。油脂は、増量キャンペーンやブランドプロモーションの推進等により、前年を上回った。チーズは、「さけるチーズ」や「6Pチーズ」で新規プロモーション活動を展開した他、2024年9月に発売70周年を迎えた「6Pチーズ」の新商品「6Pチーズ酪農大地の恵」の発売もあり、チーズ全体でも前年を上回った。機能性食品は、モール型ECサイトでのマーケティング活動等により前年並みで推移した。海外市場においては機能性素材の販売が伸長した一方で、粉ミルク等が減収となった。ニュートリション事業全体では前年を下回った。

　飼料・種苗においては、売上高は377億700万円(前年同期比4.2%減)、営業利益は4億1700万円(前年同期比14.0%減)となった。配合飼料の販売単価下落による減収が主な要因となり、当セグメント全体で前年を下回った。

　2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比4.1%増の6300億円、営業利益が同2.9%増の190億円を計画。



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