開示会社：テルモ(4543)
開示書類：2025年３月期 第３四半期決算短信〔ＩＦＲＳ〕（連結）
開示日時：2025/02/13 15:30

<決算スコア> +0.01

<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 772,235
前期比 +13.1% ○
営業利益(百万円) 133,496
前期比 +26.5% ○
経常利益(百万円) 131,828
前期比 +24.7% ○
純利益(百万円) 98,622
前期比 +23.4% ○

予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 1,010,000
前期比 +9.6% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -1.1% ●
営業利益(百万円) 172,000
前期比 +22.8% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.8% ●
純利益(百万円) 124,500
前期比 +17.0% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -4.1% ●
予想年間配当(円) 26.00


＜要約＞
　2025年3月期3Qの連結業績は、売上収益が前年同期比13.1%増の7722億3500万円、営業利益が同26.5%増の1334億9600万円、経常利益が同24.7%増の1318億2800万円、純利益が同23.4%増の986億2200万円だった。

　グローバルに製品需要が拡大、為替も寄与し、販売は好調に推移した。調整後営業利益は、売上総利益の増加により、前年同期比33.0%増の1593億円となった。営業利益、純利益、親会社の所有者に帰属する純利益は、売上総利益の増加により、いずれも増益となった。適用する会計基準であるIFRSにおいて定義されていない、調整後営業利益という業績管理指標を追加的に開示している。調整後営業利益は、営業利益から買収に伴い取得した無形資産の償却費及び一時的な損益を調整した利益であり、セグメント利益と一致している。

　心臓血管カンパニーにおいて、海外は、TIS事業やニューロバスキュラー事業を中心に全事業で伸長し、前年同期比15.3%の増収となった。日本は、ニューロバスキュラー事業や血管事業の売上が好調に推移したが、TIS事業の売上収益が減少し、前年同期比0.2%の微増に留まった。グローバルの売上収益は前年同期比13.8%増の4641億円となった。

　メディカルケアソリューションズカンパニーにおいて、日本は、ホスピタルケアソリューション事業及びファーマシューティカルソリューション事業の需要が拡大、価格政策も寄与し、前年同期比5.2%の増収となった。海外は、米州を中心に売上収益が増加し、前年同期比17.9%の増収となった。グローバルの売上収益は前年同期比8.5%増の1597億円となった。

　血液・細胞テクノロジーカンパニーにおいて、海外は、米州を中心に血液センター向けのビジネスが好調に推移し、前年同期比16.8%の増収となった。日本でも、血液センター向け製品の売上収益が増加し、前年同期比4.2%の増収となった。グローバルの売上収益は前年同期比15.9%増の1482億円となった。

　2025年3月期の連結業績は、売上収益が前期比9.6%増の1兆100億円、営業利益が同22.8%増の1720億円を計画。



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【決算スコアについて】
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　スコア算出にあたっては、発表内容を（１）前の期の実績（２）直近の会社予想（３）市場予想（QUICKコンセンサス）--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
　あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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