開示会社:オリンパス(7733)
開示書類:2025年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
開示日時:2025/02/14 15:30
<決算スコア> -3.75
<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 725,221
前期比 +8.6% ○
営業利益(百万円) 108,795
前期比 +186.4% ○
経常利益(百万円) 105,216
前期比 +229.0% ○
純利益(百万円) 76,384
前期比 -67.5% ●
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 997,500
前期比 +6.5% ○
会社予想比 -1.1% ●
QUICKコンセンサス比 -0.6% ●
営業利益(百万円) 151,000
前期比 +246.3% ○
会社予想比 -14.2% ●
QUICKコンセンサス比 -9.9% ●
経常利益(百万円) 146,000
前期比 +307.2% ○
会社予想比 -14.1% ●
QUICKコンセンサス比 -10.3% ●
純利益(百万円) 105,000
前期比 -56.7% ●
会社予想比 -13.2% ●
QUICKコンセンサス比 -8.9% ●
予想年間配当(円) 20.00
<要約>
2025年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比8.6%増の7252億2100万円、営業利益が同186.4%増の1087億9500万円、経常利益が同229%増の1052億1600万円、純利益が同67.5%減の763億8400万円だった。
内視鏡事業、治療機器事業ともに増収となり、前年同期比571億2400万円増収の7252億2100万円となった。前年同期比128億6800万円増加の2342億8600万円となった。売上原価率は、前期に内視鏡事業で引当計上していた小腸内視鏡システムなどの自主回収に伴う費用約50億円がなくなったことに加え、為替の影響もあり、32.3%と前年同期比0.8ポイント良化した。前年同期比267億9800万円増加の3629億7600万円となった。持分法による投資損益、その他の収益およびその他の費用の合算で191億6400万円の費用となり、前年同期比で損益は533億5200万円改善した。前年同期比708億1000万円増益の1087億9500万円となった。
収益に関しては、連結子会社であるOlympus (Shenzhen)Industrial Ltd.が中国・深?市に保有する土地使用権及び建物を深?市政府へ返還したことに伴う補償金約12億円や、Olympus (Shenzhen) Industrial Ltd.と深?市安平泰投??展有限公司との間で和解が成立したことに伴い、訴訟等に係る損失に備えるため過去に見積もり計上した引当金の戻入額約11億円を計上しており、前年同期比で24億7200万円増加した。損益の改善は、為替差損が減少したことによるもの。税引前純利益が増加したことにより、前年同期比で37億7400万円増加し288億5900万円となった。税引前純利益が増加したことにより、前年同期比で694億5900万円増加し763億5700万円となった。
消化器内視鏡分野では、反腐敗運動などの影響を受けた中国で売上が減少した一方、消化器内視鏡システム「EVIS X1」の販売が好調な北米で売上が増加し、前年同期比プラス成長となった。医療サービス分野では、保守サービスを含む既存のサービス契約の安定的な売上に加えて、新規契約の増加もあり、欧州や北米を中心に、全ての地域で前年同期比プラス成長となった。内視鏡事業の営業損益は、次世代内視鏡システムなどに関わる研究開発費や、品質保証・法規制対応の変革プロジェクトElevateに関する費用が増加し、その他の費用として、開発資産の減損損失約13億を計上したものの、増収による売上利益の増加や、前期に引当計上していた小腸内視鏡システムなどの自主回収に伴う費用約50億円がなくなったことにより、増益となった。
治療機器事業の連結売上高は、2653億4200万円(前年同期比7.3%増)、営業利益は、423億4700万円(前年同期は、161億7600万円の営業損失)となった。治療機器事業では、注力三領域である、消化器科(処置具)分野、泌尿器科分野、呼吸器科分野のすべての分野で、北米や欧州を中心にプラス成長となった。治療機器事業の営業損益は、研究開発費や、品質保証・法規制対応の変革プロジェクトElevateに関する費用が増加したものの、増収による売上利益の増加に加え、その他の費用として、前期に計上していたVeran MedicalTechnologies, Inc.の電磁ナビゲーションシステム等の製造・販売終了に関する損失約508億円がなくなったことや、開発資産の減損損失が約9億円減少したことにより、増益となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比7.8%増の9975億円、営業利益が同193.8%増の1510億円を計画。
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