開示会社:ニチリョク(7578)
開示書類:2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
開示日時:2025/02/14 16:30
<決算スコア> -1.44
<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 1,674
前期比 -23.4% ●
営業利益(百万円) -81
前期比 -134.0% ●
経常利益(百万円) -105
前期比 -153.6% ●
純利益(百万円) -132
前期比 -139.2% ●
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 3,400
前期比 +19.2% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 350
前期比 +23.2% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 260
前期比 +18.2% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 200
前期比 -28.3% ●
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 0.00
<要約>
2025年3月期3Qの業績は、売上高が前年同期比23.4%減の16億7400万円、営業損益が8100万円の赤字(前年同期は2億3800万円の黒字)、経常損益が1億500万円の赤字(前年同期は1億9600万円の黒字)、最終損益が1億3200万円の赤字(前年同期は3億3700万円の黒字)だった。
社会背景を踏まえ、超高齢化社会における葬儀や埋葬供養の需要に変化が見られた。価格に応じた選択肢の多様化が進み、低価格帯の樹木葬の提供など、個別墓の増加傾向が顕著になっている。首都圏在住者による故郷の墓仕舞いや改葬の需要が高まり、都市部における墓地需要も増加している。変化に対応するため、消費者ニーズに応じた多様な墓地の提供に注力している。既存霊園の改装・増設を行うとともに、東京都内の寺院と積極的に連携し、寺院境内墓地の再開発を進めている。従来の一般墓や国産墓石の販売強化を図り、寺院との提携による納骨堂の開発拡大にも取り組んでいる。戦略を通じて、拡大に向けて取り組んでおり、結果道半ばとして厳しい状況となった。
葬祭事業においては、2000年頃から進行してきた小規模化の傾向が、インターネットによる価格競争やコロナ禍を経て、簡素化された低価格型サービスとして定着した。死亡者数が年々増加する中で、「葬儀を尊厳あるお別れの機会としたい」というニーズも再び顕著になり、業界は二極化の傾向を見せている。葬儀の小規模化は避けられない状況にある。低価格競争からの脱却を図り、「後悔のない葬儀式」の提供を目指している。依頼者の要望を正確に聞き取り、それを形にすることを重視し、新たな取り組みとして、歴史ある寺院の本堂で宗派の法式に則った荘厳な「本堂葬儀」を開発した。売上高は9億9300万円(前年同四半期比18.8%減)となったが、収益は伸長傾向にある。
お墓事業において、屋外墓地の成約件数全体は、伸び悩んでいる状況である。慣習慣例に拘らない納骨を急がないという価値観の変化や、先祖代々という繋がりよりも個別化が進んでいることが挙げられる。売上高は5億6100万円(前年同四半期比32.5%減)となったが、都内寺院の境内墓地の再開発を積極的に受託し、寺院境内墓地販売に伴うオーダーメイドのお墓の紹介から販売まで手掛けることで、多様化する顧客のニーズへの対応を積極的に進めている。業績については、第3四半期累計期間において、来園者数の減少に伴い成約件数も減少した。売上高は1億1900万円(前年同四半期比8.1%減)となったが、家系樹を用いた新たな体験価値の提供や価格戦略を通じて、業績回復を目指して努力していく。
2025年3月期の業績は、売上高が前期比19.2%増の34億円、営業利益が同23%増の3億5000万円を計画。
高価格帯の従来型一般墓の購入層が年々減少している傾向がある。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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