開示会社:エヌ・シー・エヌ(7057)
開示書類:2025年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2025/02/14 18:10
<決算スコア> +0.07
<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 6,392
前期比 +4.9% ○
営業利益(百万円) 208
前期比 +617.2% ○
経常利益(百万円) 207
前期比 +1189.5% ○
純利益(百万円) 92
前期比 +330.0% ○
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 8,976
前期比 +12.2% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 223
前期比 +168.7% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 285
前期比 +506.4% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 208
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 29.00
<要約>
2025年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比4.9%増の63億9200万円、営業利益が同595.1%増の2億800万円、経常損益が2億700万円の黒字(前年同期は1900万円の赤字)、最終損益が9200万円の黒字(前年同期は4000万円の赤字)だった。
住宅業界の状況は、政府公表の新設住宅着工戸数では、2024年の新設住宅着工戸数が79万2,098戸となり、2年連続の減少となった。
創業以来木造住宅の構造設計を主業務としており、法改正に伴う構造計算ニーズ増大に対応すべく、社内体制の整備をすすめている。経常利益は、関係会社における持分法投資損失が減少した。売上高営業利益率は3.3%、ROE(自己資本当純利益率)は4.7%となった。
住宅分野において、SE構法出荷数は704棟(前年同期比0.7%減)となった。木材相場が落ち着いたことにより、SE構法出荷1棟あたりの平均売上金額が前年同期比2.7%下落した結果、売上高は36億8000万円(前年同期比3.4%減)となった。SE構法出荷数の先行指数となる構造計算出荷数は、SE構法登録施工店へのサポート体制を強化したことにより732棟(前年同期比5.9%増)と増加し、回復基調となっている。SE構法登録施工店は新規に28社加入し、621社となっている。
大規模木造建築(非住宅)分野においては、店舗などの木造非住宅のSE構法出荷数は110棟(前年同期比13.4%増)、構造計算出荷数は110棟(前年同期比同数)となった。SE構法以外の大規模木造建築設計を扱う株式会社木構造デザインでは、構造計算出荷数が68棟(前年同期比23.6%増)となり、SE構法の構造計算出荷数とあわせて、非住宅木造建築物の構造計算出荷数は178棟(前年同期比7.9%増)となった。SE構法出荷数や構造計算出荷数の増加に加えて、万博案件を含む大型案件の売上計上があったことから、売上高は、前年同期比17.3%増の23億9300万円となった。
環境設計分野においては、2021年4月より住宅の省エネ性能の説明が義務化されたことに伴い、従来から提供している省エネ計算サービスのニーズが高まっている。長期優良住宅の申請には、耐震性能と省エネ性能が必須であることから、環境設計分野において、省エネ計算サービスと合わせて長期優良住宅申請サポートサービスも提供している。木造住宅、集合住宅及び非住宅木造物件向けの一次エネルギー計算書の出荷数は2,440件(前年同期比9.4%増)、長期優良住宅申請サポート件数は394件(前年同期比23.9%増)とどちらも大きく増加したことにより、売上高は2億2000万円(前年同期比16.9%増)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比12.2%増の89億7600万円、営業利益が同168.6%増の2億2300万円を計画。
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