開示会社:Arent(5254)
開示書類:株式会社PlantStreamの株式追加取得(完全子会社化)及び役員の異動に関するお知らせ
開示日時:2025/02/25 15:30
<引用>
株式会社Arent(本社:東京都港区、代表取締役社長:鴨林広軌)は、千代田化工建設株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:太田光治)とのジョイントベンチャーである株式会社PlantStream(本社:東京都港区、代表取締役CEO:愛徳誓太郎)の株式を追加取得することにより、同社を完全子会社化することについて、本日の取締役会で決議いたしました。
<引用詳細>
?株式追加取得の理由及び今後の方針
Arentと千代田化工建設は、2020年に共同で革新的なプラント空間自動設計機能を備えた3DCADソフトウェア「PlantStreamR」を販売するPS社を設立しました。千代田化工建設のプラントエンジニアリングの知見とArentの3DCAD技術を活かしてプラント設計の熟練ノウハウを形式知化した「PlantStreamR」はこれまで約10ヶ国、25社のEPCコントラクターやプラントオーナーに導入いただき、石油・ガス分野に加え、化学、超純水、電力、製鉄、水素といった多岐にわたる分野のプラント設計に適用されております。ソフトウェアの機能面では、コア技術である配管自動ルーティング機能の他、資材・工事数量の算出や既存ソフトウェアとの連携等の様々な開発を進めてきた結果、初期設計における品質の向上や工数の大幅な削減を可能とするなど、プラントエンジニアリングを変革し、業界の発展に寄与してきました。事業運営の観点では営業利益の黒字化にはいたっていないものの、今年度以降の営業キャッシュフロー黒字化の目途が立ち、継続的な事業運営の基盤が整ったと考えておりますが、このたび、プラントエンジニアリング業界への更なる寄与を目指していくための協議を重ねた結果、Arentが株式を譲受し、完全子会社化することで、意思決定の迅速化並びに経営の効率化を図ることになりました。本株式譲渡により合弁契約は解消となりますが、今後も千代田化工建設との技術提携を継続し、両社の知見を融合させたイノベーションを通じて、プラント設計業界のさらなる発展に貢献してまいります。千代田化工建設と開発した「PlantStreamR」は、Arentの現在のビジネスモデルの先駆けとなったプロダクトであり、千代田化工建設と当社のこれまでの連携は、産業分野における新たなイノベーションの礎を築いてまいりました。今後も千代田化工建設との強固なパートナーシップを基盤とし、共に業界全体の発展に向けて取り組んでまいります。なお、PS社の事業内容について変更予定はなく、顧客の皆様は「PlantStreamR」を引き続きご利用いただけます。
?今後の見通し
本件実施による当社の連結業績に与える影響につきましては現在精査中であり、今後連結業績に重要な影響を与えることが明らかになった場合は、速やかに通知します。
免責文:
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