開示会社：ｴﾑｽﾘｰ(2413)
開示書類：株式会社イーウェルの株式の取得（連結子会社化）に関するお知らせ
開示日時：2025/03/05 16:00

＜引用＞
エムスリー株式会社は、本日付の取締役会決議により、東急不動産株式会社が保有する株式会社イーウェルの株式を取得し、連結子会社化することを決定いたしました。

＜引用詳細＞
株式の取得の目的
当社は、日本の医師の約9割にあたる33万人以上が登録する医療従事者専門サイト「m3.com」を運営し、製薬会社向けマーケティング支援サービスや治験支援サービスに加え、クリニックを対象とした医療現場DX化支援サービス等を提供しています。また2022年度に疾病の発症前の段階から健康状態を維持することを目的とした取り組み「ホワイト・ジャック・プロジェクト」を開始し、関連する企業の子会社化を含めた様々な施策を展開・推進してまいりました。他方、イーウェルは、企業の福利厚生に対するニーズの高まりを受けて、2000年に創業しました。「健康社会の実現」を企業理念に、心豊かで活力のある暮らしをサポートすることによって、健康で豊かな企業社会と地域社会の実現を目指しております。福利厚生サービスにおいては、福利厚生パッケージサービス「WELBOX」や選択型の福利厚生制度「カフェテリアプラン」によってトラベル、エンタメ、スキルアップ、育児、介護など、幅広いジャンルのサービス提供しており、健康サービスにおいては、健康保険組合を主な対象とした健診事務代行サービスや企業向けの健康経営推進支援サービス等、健康領域の多様なサービスとクライアントごとに最適化したシステムを実現しております。当社は、本件買収により、当社が有するホワイト・ジャック・プロジェクトに関連する疾病の発症前の段階を対象とした各種サービスと、イーウェルの顧客基盤及び福利厚生・健康サービスとを有機的に融合させることにより、「病気になってから治療を行う」ことにとどまらず、「そもそも病気になることをできるだけ予防する」ことができるサービスを企業・従業員の皆様に広め、当社及びイーウェルの企業理念を実現していくことを目指しております。また、当社は、今般の譲渡後もイーウェルの株式を引き続き37.0%保有する東急不動産との間で、ヘルスケア・医療領域での協業を目的とした業務提携契約を締結することについて本日付で合意しております。当社の医療関連サービスやIT企画・開発力と東急不動産が開発・運営する施設とを掛け合わせ、当社サービスをより幅広い方々にご利用いただくと共に、新たな価値の創造に向けて取り組んでまいります。例えば、施設をご利用される方のコンディションやニーズに合わせた診療機会の提供や、東急不動産グループが運営するホテルに滞在する外国人宿泊者向けの多言語対応オンライン診療サービス等、今後、東急不動産とヘルスケア・医療領域における協業を進めてまいります。
今後の見通し
本件買収による当社連結業績への影響につきましては、現在精査中であり、開示すべき事項が生じた場合は速やかにお知らせいたします。



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